インクルーシブデザインの第一人者であるジュリア・カセム氏へのインタビュー記事。ユニバーサルデザインの批判的継承から独自の方法論を築き上げたカセムが、障害を持つ人々(リードユーザー)との協働によって生まれる「シナリオの革新」について語る。

カセムは京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授として、日本を拠点にインクルーシブデザインの実践と研究を推進している。インタビューでは、旧ユーゴスラビアでの地域振興プロジェクトでの経験から、英国王立芸術学院(RCA)でのHelen Hamlyn Centreの設立、そして日本のものづくり企業との共同プロジェクトに至るまで、カセムのキャリアを通じてインクルーシブデザインの方法論がどのように深化してきたかを辿る。『AXIS』に掲載。