建築理論家ケラー・イースタリングへのメール・インタビューと翻訳を担当した記事。グローバリゼーションのもとで「空間」がいかに権力の道具となり、そしてそこにいかなる抵抗の可能性が見出せるかを論じた。

攻殻機動隊の公式グローバルサイトに設けられた批評プラットフォーム「M.M.A.(Messed Mesh Ambitions)」に掲載。イースタリングの著作は英語圏の建築・デザインスクールにとどまらず、グローバリゼーション研究や社会評論としても幅広い読者を得ている。自由貿易地域、保税区域、朝鮮半島のクルーズ船観光など、近代的統治の権力作用の境界線に位置する空間を分析対象としている。「超国家的国政術」や「政治的スーパーバグ」といった術語に触れつつ、空間のアクティビズムの可能性を探った。